Ubuntu10.04から11.04へアップグレード後、起動失敗するのを復旧

いつもどおりUbuntuを使ってたら、アップグレードできるよ!の通知が出てたので、試しに(実機ながら)
アップグレードした。アップグレード自体は問題なく終了し、再起動後もきちんと動いていた。

その翌日、Ubuntuを起動すると、起動時のUbuntuと・が4つ並んだ画面から進まない。
よくみると、Wating for network configuration みたいなメッセージが出ていた。
おかしいなーとログを見てみると、


unable to connect to system bus: Failed to connect to socket /var/run/dbus/system_bus_socket: Connection refused
こんなメッセージがいくつも見受けられた。

よくわからないので、同じような問題に遭遇した人がいないか調べてみる。

最終的に行き着いたのは、
http://www.totalcomputersusa.com/2011/10/ubuntu-11-10-booting-system-without-full-network-configuration/
ここ。

いろいろ省いてやったことだけ。詳細は元の文をあたってください。

1. 起動過程でも、リカバリモードからでもいいので、rootの権限が取れる状況でログイン
(自分はリカバリモードからやった。)

2. lightdm, network-manager, gdm を設定ファイルを含めて削除する。
# aptitude purge lightdm network-manager gdm

3. /var/runから移行。
A. mv /var/run/* /run
B. rmdir /var/run
C. ln -s /var /var/run
D. ln -s /run/lock /var/lock

4. さっき消した3つを入れ直す。
# aptitude install network-manager gdm lightgdm
5. 再起動
# reboot
(記事書いてて気づいた)元の文の11番やってない…。まぁ動いてるので大丈夫でしょう(たぶんきっと)

これでGUIでログイン画面まで表示されればOK。

仮想マシン上でエラーに遭遇してる人はいたものの実機で、というのが見当たらなかったのですごく簡単にではあるけど、記事にしてみた。