Windwos上でLinuxのGUIアプリケーションを表示

ネットワーク経由で別のリモートマシン上のアプリをローカルマシンから起動して、そのアプリの画面をローカルでみることがLinuxではできるらしい。
これはWindwosからもできるらしいので試してみた。

Windowsには最初Xサーバがないので入れないといけない。
導入の参考にしたサイト:
SOURCEFORGE.JP:「Ximg」のインストールと基本設定、使い方
インストールと設定あたりは参考サイトを見てもらうとして…。

Ximgを起動するし、タスクトレイにXming Serverが表示されることを確認。

っと…その前に、Teratermの設定を変更する必要がある。
Teratermを起動。
新しい接続の画面が表示されたら一度キャンセル、
メニューバー>設定>SSH転送 を開く。
SSHポート転送という画面が表示されるので、
[一番下のXクライアントアプリケーションの転送]のなか、[リモートのアプリケーションをローカルのXサーバに表示する]にチェックを入れる。
これだけではまだ設定が保存も、反映もされていないようなので、設定を保存する。
メニューバー>設定>設定の保存 を開く。
デフォルトで入力された名前のまま保存する。
さらに、設定を反映させるためにTeratermを再起動する。
これで準備は完了。
Teratermを起動したら、リモートマシンに接続する。
リモートマシンにインストールされているアプリケーションをコマンドから呼び出すとアプリケーションの画面が手元に表示される。
例えば、firefoxを呼び出すなら

$firefox
とすればいい。
端末を他のことに使いたいなら
$firefox &
としておけば、firefox起動後、別の作業を続けることもできる。


GUI画面を転送したくない場合はTeratermの設定でいれたチェックを外すか、Ximgを終了させておけばいい。
そうでないと毎回画面を転送して起動する。
#emacsだと -nwオプションで端末内にemacs起動できる